深夜執筆中 〜 Writing in the night 〜

プロジェクトM改め
青春18切符で巡る!日本一周の旅

□ 2日目(仙台〜函館)
■ 目覚めると、そこは・・・・
■ 東北巡業の旅
■ そして北の大地へ
■ 北の大地での再開

■ 目覚めると、そこは・・・・

仙台でした。っつーか、ほとんど眠れてないんだけどねー。
インターネットカフェという場所ってこういう旅行に向いてないのかしら?
いやいや、やっぱり宿泊費が安いというのは何事にも変えられまいっ!

さて、今日は仙台を出てさらに北へ向う日である。
間違って半島の北のほうに行っちゃわないよう、適当なところで自重しなくちゃね。
まず、お世話になった仙台を去るということで記念に1枚。



吉野家で豚丼を頼むはずが、何を血迷ったか「牛丼を・・・」と言ってしまうほどの眠たさだったが、我慢して始発の仙台発一ノ関行きに乗る。仙台駅のホームに立つだけで汗が出てくる。あのねぇ、まだ朝の6時にもなってないんだよ?
車内では全力で寝かせてもらった。俺が昨日郡山から仙台まで移動するときに乗っていた電車に比べて、比較的新しい車両だった。よく眠れた。


■ 東北巡業の旅

一ノ関で眠い目をこすりながら、盛岡行きの電車に乗る。部活に行く中高生がたくさん乗っていた。途中に「平泉」などという俺の心を大きく揺さぶるような地名が登場して「降りて中尊寺金色堂に行きたい」という衝動に駆られたのだが、なんとか我慢することができた。

盛岡でパシャパシャと。水浴びしてるんじゃありません。
そういえば今年はまだプールに行ってないなぁ・・・どうでもいい。

↓盛岡駅。



↓これは「豚木」と誤読されてしまうことで有名な石川啄木のことですね。



↓こちらはアデランスですね。



さらにここで路地裏にある郵便局でお金を下ろした。
なんで駅前の郵便局がこんな路地裏にあるんだよ!とか文句言っちゃいけませんね。

盛岡からは「青春18切符」では乗れない区間に乗ることにする。
「いわて銀河鉄道」という私鉄であり、この列車はそのままJR花輪線に乗り入れをしている。このルートが最も効率よく北上できるということなので、これは使うしかない。「18切符のみ使う」という縛りから脱却してしまうことになるけど・・・・。

で、電車に揺られること3時間以上。いや、同じ電車に3時間乗るっていうのはかなりグロいですよ。途中で思わず仙台のブックオフで買った本を読み始めちゃったし。しかも「セーラー服と機関銃」だし。

降り立った駅は秋田県の大館駅。
なんでも忠犬ハチ公で有名なようで、こんなモニュメントが飾ってありました。



うーん、渋谷駅の前にいるのは・・・・・?
電車に乗って、一気に青森を目指す。青森ということは・・・・・そっかぁ、もう本州もおしまいなんだね。弘前でたくさん人が乗ってきて噴いた。みんな、青森に向うんだろう。
で、そんな青森で1枚。



え?こんな田舎だっけ・・・・?東北新幹線の駅でもあるはずなのに・・・・?
それもそのはず、これはマイナーなほうの出口から出てしまったのです。もっとメジャーな出口から出たかった。



そう、これ。こんな感じじゃなきゃ。

昼飯は、怪しい通りにある怪しい食堂で怪しいラーメンを食べる。
食堂では甲子園の試合をやっていた。

「怪しい通り」と言われる所以はこちら。
ケータイで済まない。というか、周りの雰囲気によって、カバンからデジカメを出すことが出来なかった。
それほどまでに怪しかったのである。



青森市内にも、ついにニコニコの時代が到来したのか・・・・。


■ そして北の大地へ
青森から、いよいよ北の大地・北海道へ渡ることになる。
青森から北海道を結ぶのはご存知の通り「青函トンネル」であるが、その青函トンネルは特急列車しか運転されていない。つまり、青春18切符ではどうしようもないのである。さっきのいわて銀河鉄道のように別途料金を払うのもいいかもしれないが、銀河鉄道の時は630円、今回はウン千円・・・・うーん、今後のことを考えるととても払えない・・・・

というわけで、JR側もきちんと救済策を出してくれているのです。JR海峡線の蟹田〜木古内間では、普通列車の乗車券だけで特急の自由席に乗れるというのである!これは利用しないわけにはいかない!!ただ、この特例が適用されるのは蟹田〜木古内間のみであって、例えば青森から特急に乗ってしまった場合はこの特例が適用されず、全額を支払うことになってしまう。だから、まずは蟹田まで普通列車で行き、蟹田〜木古内間を特急で、木古内からは再び普通列車で行くことにした。

蟹田駅で一度電車を降り、1時間ほど特急列車を待つ。
時間が17時ごろだったからか、あるいはかなり北にいるためかは知らないが、日陰に入るとかなり涼しかった。と言っても、日なたでは依然としてかなり暑いのだが。

駅前にはこんなのが。どうやらここは外ヶ浜町らしい。海が近くにあって、のどかな町です。なんというか、ドラクエ7のフィシュベルの町に似ているような気がする。↓



↓駅前はこんな感じ。



時間があったので、この道をまっすぐ進むと、交差点があった。国道280号線が走っている。
左にはコンビニがあった。そして、正面には海。海パン野郎が出てきてもおかしくなかった。↓



向こうに見える山々が、北海道・・・・ではなくて、下北半島。残念でした。
青森県というか本州の最も北の方って、半島が2つありますよね?左側にあるのが津軽半島で、右側にあるのが下北半島。今は右側の津軽半島にいる、ということです。

やがてやってきた特急列車に乗り込み、いざ青函トンネルへ!!
「普通車自由席に座ることが可能」であって必ずしも「座れる」わけじゃない、ということでずっと立っていた。しかも、扉の付近でみんなで固まってな。
あぁ、優雅な青函トンネルが・・・・

木古内で踏みしめる北海道の大地。高2の修学旅行以来、実に約3年ぶりである。
夏の割には、涼しかった。っつーか、むしろ寒かった。そこから在来線で本日の宿(笑)である函館を目指すわけだが、電車に乗っているときとか寒かった。ま、俺が窓開けてたからだけど。(←馬鹿



写真は木古内駅から西のほうを見たもの。
涼しいを通り越して、ちょっとだけ寒かった。

過ぎていく景色がず〜っと真っ暗でちょっと不安になったが、函館に近づいてくるにつれて明かりが増えてきて安心した。


■ 北の大地での再開



ブレてんのはご勘弁っ!
函館駅に着いて早速C君(仮名)に『着いたー!!』とメールしたが、返答がないので不安になった。不安になったらなぜか腹が減ってきたので(普通は安心して腹が減るもんじゃないの?)、近所のセブンイレブンで飯を買って駅前のベンチで食っていた。
何を考えたのか知らぬが応援団やってた。しかし、待てども待てどもC君(仮名)からの返答はない。

そして、ついに痺れを切らした(笑)俺は歩き始めた。
俺のケータイの中に、C君(仮名)の住所が載っていたのである。ひょっとして、これを目指して歩いていけばたどり着くんじゃないだろうか。そう思ったのである。
歩いて、歩いて・・・・20分ぐらい歩いたところで、あることに気付いた。
「この住所って、C君(仮名)が以前住んでいたところじゃなかったっけ?」
そういえばC君(仮名)って、寮から引っ越したんじゃなかったっけ・・・?
で、俺のケータイに入っている住所って、その寮のものだったような・・・・?
(;´・ω・) ショボーンとしていると、ちょうどC君(仮名)から「今どこ?」と連絡が入った!
C君(仮名)にナギゲートしてもらうこと数十分、道を歩いていた俺は正面からやってきたC君(仮名)を発見!ついに感動の再開を果たしたのであった!ヒャッホウゥゥゥ!!

早速、俺たちは居酒屋へ。『早速』って文字が、もう俺たちの人生の終焉を表しているようだった。五稜郭にある「坐・ワタミ」というところ。どう見ても俺(たち)の行きつけの居酒屋である和民と同じ系列である。
話した内容といえば、「フラグを立てに来い」「大学の様子」などなど。大学の雰囲気がそっくりなところに、同情したり、ドン引きしたり。あと、C君(仮名)がニコ厨になっちゃってたっていうのも・・・・うーん、なんだかなぁ。ついにここまで(ry
隣の席からは「なんまら」という言葉が聞こえてきた。高2の修学旅行のときに友近似のバスガイドさんが紹介してきた北海道の方言だった。おぅ、ついにリアルに聞くことになるとはな!ここは本州や九州ではない、北海道なんだ!!

そのあとはC君(仮名)のおうちに連れて行ってもらい、そこでお泊り。
衝撃的なカオリを放つズボンを洗わせてもらい、PCを借りて日記を更新させてもらった。
気が付きゃもう朝の4時とかになっていたので、そのまま就寝。
おやすみ〜。
明日はC君(仮名)に函館を案内してもらうんだっ!

移動距離:JR東北本線183.5km+いわて銀河鉄道線21.3km+JR花輪線106.9km
+JR奥羽本線81.6km+JR津軽海峡線(愛称)160.4km=553.0km
宿泊場所:北海道函館市・・・・・のC君(仮名)のお部屋