深夜執筆中 〜 Writing in the night 〜

プロジェクトM改め
青春18切符で巡る!日本一周の旅

□ 6日目(長野〜京都)
■ ホームシック全開だぜ!
■ 欝をも吹き飛ばす大糸線
■ 平穏な日本海側
■ 徐々に近づいてくる関西
■ 京都駅周辺迷子伝説


■ ホームシック全開だぜ!

というわけで、昨日は某友人の家にお世話になりました。
その「某友人」とは毎週火曜日の恒例を実行する仲なのだが、そういえば昨日って火曜日。火曜日はやっぱり副管理人であるこの人と夜を過ごすことになってしまうのか?東京で作り上げた習慣がここ長野でも発揮されるとは思わなかった。

「これ、今日のお昼ごはんね」ということなんとおにぎりまで作ってもらう。
至れり尽くせりってレベルじゃねーぞ!
微妙に古い言葉を吐きながらもありがたくおにぎりをいただく。
朝のテレビのニュースを眺めていると・・・・・・

「白い恋人の賞味期限の改ざんが発覚しました・・・・」

とか聞こえて来たけど、気のせいかな?
あれ?白い恋人っていうと、昨日手土産として渡したあの北海道で買ったお菓子・・・・・
ちょwwwwwwなんてタイミングwwwwwww
ちなみに、これを書いているとき(12月29日)に実家に帰っているその友人に「白い恋人どうなった?」と聞くと、食べたみんなはいまだに生きているらしい。賞味期限が改ざんされている上にずっと冷蔵庫の中に放置されていたものを食うには結構勇気が必要だよね。うん、同情するわ(何)


朝の7時前に車で駅まで送ってもらい、松本行きの電車を待つ。
よく考えたらかなり早い時間ですよね。しかも8月15日というとお盆の真っ最中だし。
最後の最後までご迷惑かけてすみません><

駅の反対側のホームでは、立川行きの普通列車が止まっている。
おかしいな、立川といえば東京の地名のはず・・・・・ということは・・・・
これに乗れば帰れるー!!
という冗談は置いといてだな・・・・
うん、確かにこのあたりが一番ホームシックだった。
ホームシックと言っても、地元じゃなくて東京に対するホームシックね。
故郷じゃなくて下宿先が恋しくなっている俺、一体どうしちゃったのでしょうか。


■ 欝をも吹き飛ばす大糸線

さて、そんな軽く欝になった俺を励ましてくれたのは、大糸線の車窓に映る綺麗で壮大な景色だった。
松本からは「大糸線」で糸魚川駅を目指すのだが、松本〜南小谷間は田んぼの中を疾走する。
稲尾駅らへんでの写真。周り一面、完全無欠の田んぼ。



やっぱり周囲が山に囲まれて田んぼばっかりだと心が落ち着く・・・そんな俺は西日本の海沿いの都市出身w
ほらアレだよ、地元の山奥にある体育施設である「ヘル○ーランド」までチャリで行く馬鹿がどこかにいたでしょ?そのとき、この景色みたいなド田舎の山奥の完全無欠田んぼゾーンを通過しなきゃいけないんだよ。そのときにやっぱり心が落ち着くから(坂がキツくて“心”は別の意味ですごく疲労困憊なんだけど)、やっぱり俺ってこういうの好きなのかなー・・・・なんて思っちゃったりして。

何気なくケータイでYahoo!Mailにアクセスしてメールを見ていると、大学からのメールがあった。

「キミ、プロ通(プログラミング通論)不可ね」

という内容であった。
さらに欝に拍車がかかる。
なんかね、もうどうでもよくなってきたよ。
だが、そんなことをすぐに忘れてしまうぐらいの完全無欠の山奥&田んぼっぷり。
どんだけだよwwww

しばらく進むと、南小谷駅に到着。確か松本発南小谷駅行きの電車に乗ってたんだっけ。
とりあえず降りてみる。降りないと先に進めない。というか、松本まで再び戻ることになる。



なんか俺と同じようなことしてる人がいるけど、スルーしてあげてね。
どうもここ南小谷で運行する会社が変わるらしい。すなわち、JR東日本とJR西日本の1つの境界線が、ここ南小谷駅なのだ。
確か、この辺りから綺麗な川が鉄道線路に沿って流れているはずである。姫川というらしい。



南小谷〜糸魚川間は山の中を姫川に沿って走っていくのである。
作ってもらったおにぎりを食べながら流れてゆく景色を楽しむ。


南小谷で会社が変わることは書いたが、もっといろいろと変わることがある。
まず、乗客が変わる。JR東日本の区間では普通の乗客がほとんどだったのだが、JR西日本管轄になると一気に鉄道ヲタクが増加する。乗客の割合を見ていくと、一般:鉄ヲタ:旅行者が2:6:2ぐらいになるんじゃないだろか。・・・・・・言い過ぎ?
ま、これはJR西日本に変わったからじゃなくて、ただ単に南小谷〜糸魚川間のほうが景色が綺麗なところが多かったから、とかなんだろうけど・・・・・。ビデオカメラで車内の様子や「進行方向とは逆向きの最後尾の乗務員席から見た、トンネルを出る瞬間の映像」を撮っている奴もいた。いったい、何が良くてそんなものを・・・・・?電車に外にもカメラを構えたヲタがいて、電車の正面とか後ろの写真を撮っている奴もいた。あと、電車が止まるごとに整理券を取るために席を立つ「整理券ヲタ」など。もうここまで来ると意味不明ってレベルじゃない。
鉄ヲタを見る一般人の目がすごくキツかったので、「じゃあ俺も景色を撮ろう!」という風にエセ鉄ヲタ的行動に走ることもできず。今度来るときはもっと写真撮ってみたいのぅ。
あと、車両が一気にボロく、数が少なくなった。松本〜南小谷間は3両ぐらいで走っていたのに、南小谷〜糸魚川間は1両編成であった。JR東日本とJR西日本ってこんなに違うのか!日本の格差社会というのはこんなところにまで影響を(ry
糸魚川のほうから新宿行きの特急(松本から篠ノ井線〜中央線まで直通運転)ってのもあるらしい。おー、これに乗ればやっぱり新宿に(ry
やっぱりホームシックは解消されてないっぽい。


■ 平穏な日本海側

糸魚川駅に到着。
ここからは、北陸本線をどんどん西へ進んでいくことになります。
というわけで記念撮影。



そういえば、白と青で構成されるJR西日本の駅の看板がひどく懐かしい。
俺が乗った富山行きの電車がすごく歪な形してて噴いたんだけど、まぁそれは置いといてだね。
だって、なんか普通の電車に比べて明らかに形が変。外から見ても変だし、中から見ても変である。天井高いし、ドアがバスみたいに降り曲がるようなタイプだし。で、3両編成ぐらい。
荷物を使って三人分の座席を占拠する、世間一般でいう「幼女」がいた。富山に近づくにつれて車内に人がだんだん増えてくるわけだが、それでも荷物をどけて席を空けようとはしなかった。頑なに「自分のテリトリー」を守っていた。その姿があまりに堂々としていたもんだから、ひれ伏しそうになっちゃったよ。(ねーよ
ま、ロリコンよりはマシか。(どっちもどっち

さて、そんな(どんな)富山駅に到着です。
お約束の1枚。



富山駅では駅前にあった100円均一の店に突入。キャン★ドゥだね。
それにしても、最近は文字の間に★を挟むのが流行っているのだろうか?
デジカメの電池とか、飲み物を購入。
あんまり時間がなかったのですぐに電車に乗り込む。
ホームで爺ちゃんが駅員さんに立てついていた。お金関係のことで揉めているらしい。納得できないのはわかるけど、面倒だからとっとと金払っちゃえばいいじゃん・・・?とか思ったのは俺だけではないはず。

1時間ぐらいボーっとしていると、いつの間にか金沢に着いていた。
この金沢駅ってのはずいぶん大きいところだね。

お約束の1枚のほかに、何枚か撮ってみました。








もっと時間があれば、金沢に住んでいる友達に市内を案内してもらえたんだけどなー。(´・ω・`)ガッカリ・・・
金沢フォーラスというイオンが経営するショッピングセンターに入って、ブラブラして、それからすぐに福井行きの電車に乗り込む。おう、本当に時間がないなw
ところで、このドームみたいな奴は何なんだろうね?

金沢を出て、福井へ。
福井では乗り換え時間が数分しかなかったので、改札から出る暇ありませんでした。
特急サンダーバード号とかいうのを見たのもこのあたり。
なんか超カッコイイ名前wwwww
乗ってみたいけど我慢して在来線のホームへ。敦賀行きの電車に乗り込む。
で、その福井発敦賀行きの電車なんですが、比較的新しい車両だけど2両編成で・・・っていうパターン。
「でっていう」とか言うなよ。
だからこんなに人が多いのになんで2両編成なのかと小一時間(ry
青春18切符シーズンだし、ついでにお盆で、なおかつたまたま人の多い時間帯だったのかねぇ?
敦賀に到着する直前の糞長いトンネルが印象的でした。てか13kmってなげーよ。


■ 徐々に近づいてくる関西

敦賀駅に突入する前のトンネル内の車内アナウンスでは、次の乗り換えについて説明していた。
「京都へお急ぎの方は、湖西線をご利用ください」みたいなアナウンスがあった。
どうもそっちのほうが10分ぐらい早く京都に着くみたい。
だけどねだけどね、今調べたら10分ってもんじゃない、湖西線のほうが3時間も早く着くんだよ。
おいっっっ、、どうなってるんだこれは―――!!



小浜線のホームより。
これじゃなくて湖西線を利用した奴らは3時間も早く京都に着いていたなんて!

・・・ふ、でもまぁいいさ、小浜線に乗った俺はゆっくりと電車の旅を楽しんだんだ。
昨日の夜友達の家でもらった「野比家の真実」みたいな本をずっと読んでたんだ。
綺麗な景色だって撮ったんだ!!



東舞鶴駅に降り立つと、目の前に綾部行き快速列車があったのでとりあえず飛び乗った。
これ、事前の計画では「間に合わないだろう」ってことでスルーした電車なんだけど、なんだよ乗れたんじゃん。
車内では、関西弁を喋るギャルがうるさかった。
周りの乗客が「うぜーなー」的な視線を投げかける中、俺はハァハァ・・・じゃなくて「あっ、もう関西圏なんだ」ということに1人で感動しておりました。まさかこんな時期に、こんな時間に、こんな方向から、こんな形で侵入するとは思わなかったけど・・・・俺はこれで初めて関西圏に足を踏み入れたのでした。

綾部に着いたあとに1時間待つハメに。何だよ、場所が変わっただけで結局待つのかよ!
しかも綾部のほうが東舞鶴よりも田舎だし。うん、なんかやっぱりこの日はミスばかり犯しているな。
さらに、次の園部行きの電車が遅れているらしいし。もう踏んだり蹴ったり。
山陰本線園部行きの電車に乗り、園部からは京都行きの電車に乗る。
京都行きの電車は恐ろしかったですよ。
ボックス席の窓際に座っていた俺なんだけど・・・・
まず隣の女性が雑誌を読みながら何やらブツブツ言ってるし・・・
正面に座っている女性も音楽を聴きながら何やらブツブツ言ってるし・・・・
斜め前の女性は目が死んでるし。(←忘れたから適当wwwww
うは、四面楚歌wwww
逃げられねぇwwwww
やっぱり、お盆の夜ということは墓場で運動会なのかな・・・・?


■ 京都駅周辺迷子伝説

京都駅に降り立つ。
ふー、やっと着いたぜ!



目の前にタワーがあったので撮影。
デジカメじゃうまく撮影できないのです。サーセンwwww
どうもこのタワーの下には大浴場があるみたいですね。
風呂入りてー。
・・・昨日入ったから、いっか?

問題はここから。
・・・・ネットカフェは、どこ?(ちょ
事前に場所は調べてたんだけど、それでもよくわかんない。
南口に出たり北口に出たり、ケータイのEZナビウォークで調べたり。
「こっちにあるはず・・・」と思って歩いていくと、どう見てもこの先の道は真っ暗です。だったり。
探している途中、餃子の王将で晩飯を食った。王将はやっぱりウマイね。
結局、駅の京都タワーがある側の出口を出てまっすぐ進み、王将の横を通り過ぎ、東本願寺の横を通り過ぎた先にネットカフェはありました。
東本願寺の前はお店などはなく、古くから経営しているであろう宿屋や商店などがあった。まるでここだけ昔にタイムスリップしたようでした。うん、だから真っ暗だったんだな。
その先に進むと、再び明かりが戻ってきて街らしくなる。そんな街中のビルの中にネットカフェがありました、ってコトです。

さて、今日までで行程中の東日本の路線はほとんど回ったことになる。
これからは西日本編になるのかな?明日はとりあえず四国に突入することになってるし。
というわけで、これにて前半戦終了です。

移動距離:JR篠ノ井線6.5km+JR大糸線105.4km+JR北陸本線269.1km+JR小浜線84.3km
+JR舞鶴線26.4km+JR山陰本線76.2km=567.9km
宿泊場所:ゆう遊空間京都五条店